「改憲」と「護憲」一体となったオール日本の反撃を! 小西隆裕

2015年06月22日 03:38

「安保法制」強行採決を許すな!(副題)「改憲」と「護憲」一体となったオール日本の反撃を!(主題)小西隆裕                     今や日本は、右も左も、党派の違いも問題ではなくなっている。「オール日本」「オール地域」で、国と地域の命運を左右する安倍政治に対するということだ。沖縄発のこのメッセージが全国、全地域を駆けめぐっている。この闘いで、ついに本命中の本命が日程に上ってきた。「安保法制」が強行採決されようとしている。日本が米国の言いなりに「日米共同で戦争する国」になるのか否かがかつてない切迫感をもって突き付けられてきている。この「安保法制国会」を通じて重要なことは、事の本質が誰の目にも一層鮮明になってきたことではないだろうか。それは、憲法を蔑ろにし無視して、米国の要請に従い安保法制化を強行する安倍政権の姿に雄弁に物語られている。これに対し、立憲主義からの批判が相次いでいる。またそれは、憲法という国是よりも米国の要請を上に置く対米従属への批判、「尊憲自主」の意思でもある。国是をおろそかにし、米国の言いなりに身を任せる安倍政権の政治をこのままにしておく訳にはいかない。この日本の命運がかかったときにあって、問題になるのは、翁長さんが言うように、イデオロギーではない。アイデンティティだ。主義主張はともかく、人間として、日本人としてこの事態にどう対するかだ。 福島瑞穂さんの集会に藤井裕久さんが出て挨拶する時代だ。もはや改憲も護憲もない。皆が人として日本人として、憲法を尊重し、憲法無視の安保法制に反対して闘うときだ。このオール日本の闘いこそが日本の明るい未来を開いてくれるのではないだろうか。皆さん、ともに!海の彼方からエールを送ります。