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                     日航機「よど号」                          

 

 日航の飛行機が乗っ取られたのが、1970年の3月31日。日本初の航空機乗っ取り事件であった。赤軍派学生たちが刀(模造刀)や拳銃(モデルガン)で機長・乗務員・乗客を脅して、朝鮮行きを要求。そこから45年のドラマが始まった。「軍事訓練要求して半年後に帰国」「世界革命理論で朝鮮をオルグする!」との意気込みだったが・・・ その後彼らを追い続ける捜査当局(当然だが)、そしてアメリカのCIA・シークレットサービスまで登場する騒ぎとなった(関係ないやろアメリカは)。亡命した当時の年齢の倍以上をアジアで最も政治的にホットな異国で暮らすことになった彼らの肉声をこのサイトで紹介するとともに、拉致問題の解決や、もつれにもつれる日朝関係も考えてみたいと思います。
 「自分たちの思想のためには乗客や乗務員の皆さんの自由を奪っても良いなどと身勝手な行動をしてしまった事は痛苦に反省しているし、処罰は覚悟します。しかし、拉致には関与していません」と語る彼ら。
 訪朝した人が彼らへのインタビューを詳細に行い、捜査当局が聞きに来られたらお教えしますよと言う人達もたくさんいるが、なしのつぶてらしい。 北京でもモンゴルでも、事情聴取に応じますよ、とまで語る彼ら。それは「隠すことなど、ない。望郷の想いで帰国を望んでいるのではない。何の物証もなく、旅行先で撮った記念写真と、他人の証言だけで理不尽な逮捕状を出されていることに立ち向かいたい。疑うなら私達の生き様を見て判断して欲しい。不当な逮捕状が乱発される事のどこに民主主義がありますか?」というよど号犯とその家族たちの魂の叫びだ。考えて欲しい。旅行先で日本人とめぐりあい、軽い気持ちで記念写真を撮ったら、それから十年以上も経って「実はその人物が行方不明になり、誘拐された疑いもある。」といきなり逮捕状があなたに出されたらどうしますか。 関係当局も含め、読者諸兄姉のご意見もお伺いいたします。

満天の星空ペンション

ピョンヤン市の三石区にそのペンションはあります。大同江のほとりにあり、風光明媚な地区にあり、また、最近は夜明るくなったピョンヤン市街と違い、夜は満天の星空が、まるで降ってくるようです。モンゴルの草原やニュージーランドまで行かなくても、直行便さえ飛べば2時間で日本から行ける場所にあるペンションで感動を味わえるのです。そして、豪華とは言えないけれど、小ぎれいでぬくもりのあるお部屋があなたをお待ちしています。食事は朝鮮家庭料理と、おいしい大同江生ビール・ピョンヤン焼酎(いずれも日本人にも大好評)でファミリーなおもてなし。ある日の昼食は、具沢山の絶品クッパ。ヘルシーなお食事、きれいな空気、ゆったりと流れる時間。現代人にとってある意味、最高のときを過ごしながら、有意義な時間をお過ごしになりませんか。滞在費はご相談に乗ります。お越しになるまでの費用(中国までの飛行機往復、中国一泊ほか)は約15万円から。総費用は20万円前後。もちろん日本政府の経済制裁がなくなれば、半分位になる可能性が大です。 

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小西隆裕1

2014年11月06日 19:28
どこから始めましょうか。やはりハイジャックですか。そうです、「よど号」ハイジャックの小西です。25で飛んで来て、今70になりました。飛んで来た時は9人、今4人。そして仲間の嫁さんまで含めて計6人。と言うと、我ながら少々ぐっと来ますね。飛んで来た先は、そう、朝鮮。あの泣く子も黙る朝鮮ですよ。そこで45年近く生きてきました。日本での生活の2倍近くになります。ならば、日本人と言うより朝鮮人?と思われるかもしれませんが、どっこい、性根はどこまでも日本人。いつも仲間とともに日本を思い、日本に帰ることを考えていますよ。なんですって、ならばなぜ帰らないのかですって。そこには少々深い事情があるのです。

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ピョンヤンから祖国を見る 小西隆裕投稿

2014年12月19日 23:20
高句麗と日本の意外な近さ    魚本公博   歴史好きの「歴じい」として、今回は朝鮮・平壌在住の日本人として古代日朝関係の話しを。  平壌は高句麗の首都。その高句麗と日本の意外な近さ。例えば、日本語の数字「ひー、ふー、みー、よー」はどうも高句麗語らしい。朝鮮では古代の記録は漢文で書かれたものと、漢字の音を借用した「吏読」で書かれたものがあるが、漢文では一、二、三と表記されるだけであり、当時、高句麗でどのような数字が使われ発音されていたかは吏読でしか分からない。ところが吏読の文献は余り残っておらず断片的なことしか分からず、数字では、三を密(ミッ)、七を那難(ナナン)、十を蔵(ツォー)く
2014年12月19日 23:16
「安倍信任投票」の結果は?   小西隆裕 「安倍圧勝」を狙った「騙し討ち解散・総選挙」が終わった。終わってみて、この選挙を評価すれば、選挙の性格は「安倍信任投票」、その結果は「不信任」と言えるのではないか。その心は、「野党は相手にならなかった。しかし、安倍政権も信任されたとは言えない」ということだ。その根拠は、何よりも50%をやっと越えた史上最低の投票率だ。ここに「安倍不信任」がはっきりと示されている。根拠の二番目は、最大の焦点、沖縄での自民全敗、辺野古移設反対「オール沖縄」の4戦全勝だ。この一番争点のはっきりした選挙の焦点での全敗がもつ意味は大きい。三番目の根拠は、当初から300を超えると圧